マリオット+SPG
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マリオット+SPG

2022年6月 ロイヤルハワイアン宿泊記 マイラニタワー・プレミアオーシャン

次に新しい水着を買うのは、私の大好きなハワイに行くときね…彼女が冗談めかしてそんな会話をしたのはもうずいぶん前のことです。パートナーと出会った頃のことかもしれません。お互いに海外旅行が好きなのにこれまで一度も日本から離れた場所に旅をしたことがない。それほどまでに刻一刻と変化する不安定な社会情勢だったのです。2100年から歴史を振り返ったときにこの時期がどのような意味を持つのか、いまを生きる私たちに […]

2022年4月 シェラトングランドホテル広島宿泊記

春になるとどういうわけか瀬戸内海の景色を眺めにいきたくなります。しかしそれを実現できるかどうかは別でした。東京に住んでいる私にとって、物理的には近くても、気軽に旅をするには遠い場所。それゆえに九州や北海道以上に行く機会のない場所でした。 ぼんやりと数年前に広島を訪ねたときのことを思い出していました。少し切ない美しさを感じる夕凪の風があの日の街に吹き抜けていました。東京では味わうことのできないあの心 […]

2022年4月 モクシー京都二条 宿泊記

逢坂山を越えて京都駅に降り立つとほのかに構内からお香のような匂いを感じます。相変わらずごった返している巨大なターミナル駅には、朝に尋常ならざる緊張を抱えながら出かけていって、ようやく長い1日を終えた、やや満足げな安堵の表情の新入社員や学生のいくつもの表情がありました。私は重たい鞄をかかえたままで山陰本線のホームに向かいました。今朝までいた東京の電車とは明らかに異なる車内の雰囲気があることは、わずか […]

2022年2月 セントレジスホテル大阪宿泊記

まだ車も少ない東京の薄明には有明の月が見えていました。ぼんやりと白さがまして明るくなってくる時間帯には私たちは富士山のふもとを通過して、静岡県を西へ西へと進んでいました。この調子で走っていけば昼前には大阪につけそうだ。そんなことをぼんやりと考えながら、鈴鹿山脈を通過する頃には雪が降ってきました。カモシカがいるかもしれない。御在所山。聞いたことはあっても見たことのない地名を横目に新名神高速道路を進み […]

2022年1月ザ・プリンスさくらタワー・オートグラフコレクション宿泊記 心がまるくなる癒しのホテルの冬のある日

東京の乾いた冬のなかで過ごし続けていると、春のあたたかさを待つような心境になってくるものです。私は冬という季節が好きだし、時が早く過ぎていってほしいとも思わないのですが、ふとなんだか、あのあたたかい陽射しが恋しい気持ちになっていたある日のこと、どういうわけか日本庭園のあるホテルに泊まりたくなり、高輪にあるザ・プリンスさくらタワーを予約したのでした。いや、そうした春待つ心境は、じつはこじつけで、ホテ […]

W大阪・ファンタスティックスイート宿泊記2021・12月のはじめ、抽象的なツリー、さざめく大阪

大阪は今日も晴れ。東京の冬に吹いてくるからっ風とは少し違う湿度を帯びた風が雲を遠くへと流していくような日。妹と弟を連れて成田空港から飛行機で関西空港へ降り立ち、南海電車の急行電車で難波駅へと向かっていました。たまには3人で大阪に行こう。そういう何気ないきっかけ。せっかくだったら大阪らしさのつまったホテルに泊まろうとW大阪を予約したのでした。 弟の仕事が終わるのに合わせて成田空港で待ち合わせ。もろも […]

リッツカールトン日光宿泊記2021(2)・晩夏の中禅寺湖を望むスイートルームで

今日こそ書こう、いやせめて明日こそ書こう、そうこうするうちに最後のホテルリポートから1ヶ月半ほど経ってしまいました。その間にいくつかのホテルに滞在はしてきたし、執筆の時間がないわけでもなかったのですが、なんとなく文章に起こそうという気持ちが起きなかった、というべきでしょうか。真夏の太陽が薄まっていく9月、私は以前より少し忙しい日々を送るようになりました。パートナーにしても環境が変わり、私自身も日々 […]

アロフト大阪堂島宿泊記2021・コーナールームにひとり佇んだ夜だった

大阪に泊まる。ひとりで泊まる。せっかくだったら景色の良いコーナールームに泊まりたい。もしひとりで泊まるなら、景色の良い部屋から人々の営みが交錯する街並みを眺めているのが好き。少なくともこの日はそういう気分でした。 西梅田の喧騒を抜けて、辿り着いたのがアロフト大阪堂島。かつてはルネサンス様式風な建物に音楽にこだわった客室サービスで知られた堂島ホテルがここにはありましたが、その外観にはそのときの名残を […]

W大阪宿泊記2021・御堂筋に出現したワンダーランド、大阪らしさの圧縮

ステレオタイプを人との付き合いに持ち込んではいけないけれど、暮らしたことのない場所に対して勝手なイメージを妄想することも楽しいものです。それはときに間違った偏見に満ちたものであるかもしれないし、すべてを鵜呑みにしてしまうわけではないけれど、プラスのイメージならば、旅を楽しくしてくれるエッセンスにもなるのではないかと私は常々思っています。静岡に行くと、現地のお茶を飲みながら、富士山の裾野と駿河湾に漂 […]

エディション虎ノ門宿泊記2021・ブラックティーの香りに誘われて

些細なことですれ違った…いや、そのときは全然些細とは思わないのだけれど、すれ違いって、後から振り返ってみたら、お互いの些細な誤解に基づいているものも多いかもしれないとも思うのです…その翌日のこと。私たちはまたいつも通りホテルに泊まりに来ていました。今日は、ライフスタイルホテル、東京エディション虎ノ門に泊まりましょう。 都内にあるホテルのロビーで夏を感じることができるような場所はどこか?という問いを […]