2023年、夏…ホテルステイのレビュー。
ひとりひとりとの出会いが特別なのと同じくらい、ひとつひとつのホテルとの出会いは特別だ。だからこそなるべくその空気感を伝えられるように写真と言葉を紡ぎたい。最近の私のそうした思いの宛先はTwitterが中心となってきました。そのTwitterがXになったとき、単に青い鳥を喪失したのみならず、なにかプラットフォームが変わることで途切れてしまう交流があることに不安や寂しさを感じ、なんだかひとりでどんより […]
ひとりひとりとの出会いが特別なのと同じくらい、ひとつひとつのホテルとの出会いは特別だ。だからこそなるべくその空気感を伝えられるように写真と言葉を紡ぎたい。最近の私のそうした思いの宛先はTwitterが中心となってきました。そのTwitterがXになったとき、単に青い鳥を喪失したのみならず、なにかプラットフォームが変わることで途切れてしまう交流があることに不安や寂しさを感じ、なんだかひとりでどんより […]
やはりこのホテルには格別の素晴らしさと懐かしさがあります。すでにこのホテルに対する思い入れについては以前に書き連ねたことがありました。The Okura Tokyo…つい以前と同じように「ホテルオークラ」と呼びたくなります。伝説的な旧本館から現代的なホテルへと転身を遂げたこのホテルですが、私にとっては、やはり過去からの連続性の中に新しい記憶を折り込んでいく場所なのです。 もし私が自分の最も好きなホ […]
ホテルオークラのロビーにいくと私はいつも特別な気分になります。足を踏み入れた瞬間のぴりっとした空気感、モダンなのになんともいえない懐かしさを醸し出すインテリア。様々な要素がうまく融合して、おそらく世界のどこのホテルにもない個性的な場所だと思わされるのです。それと同時に過去の記憶や、そこから派生した様々な想いと共に語らざるを得ない、私にとってはまさに「かけがえのない」ホテルのひとつと言える場所なので […]
私の祖父と私とは色々と対照的な性格だったと思います。私の祖父は良くも悪くも我が強く、酒も大好きで、無駄なものにはお金を出さない合理主義者でした。私は周囲の目や空気感を気にするし、酒は一滴も飲まず、また無駄なものに価値を見出す傾向にあります。 そんな祖父なのですが、なぜかホテルについては、妙な一致をすることがありました。 私は両親や兄弟のほかに、幼少の頃から祖父母と同居していました。私の祖父はさほど […]
東京の日系ホテルにおいて別格の格式を誇るホテルオークラ。同列によく並べられる、帝国ホテルやホテルニューオータニとともに東京のホテル「御三家」の一角を担っています。2015年の旧本館が取り壊されてから現在までは、別館のみの単独営業が行われています。この別館の客室は、清潔感があって品良くまとめられてはいるものの、同価格帯のより新しいホテルと比べると、どうしても古臭さを感じてしまうかもしれません。 さて […]
一般に「ホテル修行」というと、マリオット+SPGやヒルトンといった外資系ホテルチェーンを連想される方が多いのではないかと思います。しかしマイナーではありますが、日系のホテルチェーンでも独自のロイヤルティプログラムを展開しているところがあります。 ホテルオークラと日航ホテルが展開する【One Harmony】は、まさにそうしたロイヤルティプログラムのひとつであり、修行のしやすさや個性的な特典内容を兼 […]